野沢温泉サイクリング

麻釜自転車

清里・野辺山へ行ったばかりですが、8月17日は野沢温泉までサイクリング。一泊して温泉入って酒飲んで次の日帰ってきました。

野沢温泉行きを決定したのはお盆休みに入ってから。分杭峠・陣馬形山か陣馬形山・天空の池か、しらびそ峠か、で飯田に一泊するプランと、霧ヶ峰・白樺湖から大門街道で立科町に下り、長門牧場・女神湖へ回る日帰りプランと最後まで迷っていました。

最終的には温泉の魅力が勝り野沢温泉に。

準備

泊まりでのサイクリングになるので着替えとか色々荷物が必要です。自分が持ってるレーパンはnarifuriのカーゴスパッツとカーゴクロップドスパッツ(新たに新調)なので、一般的なものよりはカジュアルなはずだけど、流石にそれで夜の温泉街に繰り出すわけにもいかず。

RawLow Mountain Works の Bike’n Hike Bag に興味があったので買おうかと考えたけれど、取り扱ってる自転車屋では在庫切れ。で、選んだのは サイクールパック。

モンベル | Page Not Found

モンベルのバッグならちょっとした山登りのときに使っても違和感少ないだろうし、モンベル好きだし。とうことで、八方池へ登った帰りのモンベル安曇野店で購入したのでした。

ルート

往きは早起きして出発できるので、大町まで出て美麻・小川・鬼無里・戸隠(鏡池)・信濃町(野尻湖)・斑尾・飯山と少し遠回り。帰りは楽な19号で。

当初は家から往復と考えたけれど、帰りのルートでも距離が150km前後。出発時間が遅くなると帰宅が夜になってしまうので、今回は松本まで車で行き、松本~野沢温泉の往復にしました。スポーツクラブでシャワー浴びて着替えて帰るというプランです。

野沢温泉まで

5時半に松本出発。美麻に上る手前までは一気に行きます。

割と上りは得意なようなので、淡々と漕いでいきます。美麻の道の駅で軽く補給し、小川までは下りで一気に。小川の道の駅までは難なく来られました。

小川から鬼無里まではきつい上りが続くけれど、展望所が2箇所あって写真撮るのに止まったおかげで、最初の難関も予想より楽に。

アルプス展望広場 アルプス展望デッキ アルプス展望デッキ

9時半には鬼無里に着き、いろは堂でおやき休憩。

ページが見つかりません

いろは堂は店舗にもカフェにもサイクルラックが設置されていて、自転車乗りには嬉しいお店です。カフェは小洒落てて、自転車乗る服装で入るには気を遣いますが、他に客もいなかったのと、カフェの前に自転車押して歩いていったら店員さんに「どうぞ」と声をかけられたので、カフェでしっかり休みました。サイクリング中のおやきはとても美味しい。

いろは堂・カフェいろはな

しっかり休んだので、2つ目の難関戸隠向けて出発。大望峠で撮影休憩する予定だったので距離的にもそこまで苦労しないだろうと上り始めたけれど、大望峠の案内を見落として通り過ぎてしまったため、次の目的地鏡池までノンストップで走ることに。

今回のルートでは鬼無里から戸隠までの坂が一番キツく感じました。

鏡池 鏡池 鏡池

鏡池で雨がパラパラと降ってきました。出発してすぐに少し強めに降り出したので、しばらく立ち止まって弱まるまで待って再出発。ウィンドブレーカーは用意してたので着ようか迷ったけれど、雨雲レーダー確認しても映ってないのでそのまま下ることにした。しかし、雨に濡れた身体での下りは凍える程寒い。

次に目指すは信濃町のもろこし街道。売り切れ等で終わってるところもあった中、一番賑わっていた小林農園に。ここにもサイクルラックがあったのでとても助かりました。

焼きとうもろこしのお店 小林農園

とうもろこし2本を一気に食べて野尻湖・斑尾へと最後の大きな上り。信濃町に入っても時折パラパラとはしていたけれど、野尻湖までは比較的天気も良かった。

野尻湖

最悪だったのは斑尾。上っていくほどに雨が強くなり、何とか濡れずに済んでいたシューズまでビチョビチョに。天候の悪さに景色も楽しめず、結局飯山の市街地手前まで雨。

天気予報見て晴れの予報だったからこの日を選んだのに、まさかの戸隠から飯山まで雨に降られてがっかりです。

びしょ濡れで飯山まで下り、野沢温泉まで一気に行こうと進んでいると、道の駅を見かけたので休憩することに。道の駅 花の駅千曲川、ここにもサイクルラックが設置してあり、自転車置くのに困りません。

カフェ | 道の駅 花の駅 千曲川

スノーキャロットのソフトクリームを食べたかったけれど、身体が冷え切っているのでカレーライスを注文。野菜が大きくて美味しかった。

道の駅 花の駅千曲川

休憩終えて道の駅を出ようとしたところで虹が出てました。野沢温泉まではあと少し。頑張って最後上って行きます。

野沢温泉

そこそこの獲得標高で150km近くを走って、途中雨に降られて疲労感が増した中、野沢温泉までの上りがしんどい。きつい勾配ではなかったと思うけれど、ゆっくり上り何とか宿に。松本から休憩含めて11時間20分程。とりあえず予定チェックイン時間には間に合いました。

雨で下りのスピード抑えたり(元々ダウンヒルは遅いが)、予定してなかった道の駅で休憩したりで、本当はもう1時間くらい早く到着してゆっくり外湯めぐりする予定でしたが、まあこんなもんでしょう。

宿の内湯で身体を洗って、外湯と夜の街へ繰り出します。

外湯

まずは宿のすぐ近く、横落の湯から。野沢温泉は湯が熱いので長く浸かっていられません。短時間で次へ。

2軒目は大湯。ここにはぬる湯とあつ湯の浴槽がふたつ。横落の湯は入れる熱さだったので大湯も大丈夫だろうとあつ湯に入ってみた。しかし、これは熱すぎた。1分も浸からないうちにぬる湯に移る。こっちも十分の熱さ。

そして、ここでまさかの出会い。似た顔だなとは思っていたけど、温泉出て写真撮っていたら向こうも出てきて顔を合わせたら、なんと高校の部活の先輩。互いにびっくり。

先輩に真湯を勧められたので、3軒目は真湯に。飲み始めたい時間になったのでこれで外湯めぐりは終わり。

横落の湯 野沢温泉 大湯 真湯

飲み

宿の人に教えてもらったつくしんぼという居酒屋に。

まあ、普通の居酒屋といえば居酒屋だけど、お通しの味が割と良かったので期待できます。とりあえずおすすめの中から、馬刺し・鯉の洗い・地物ししとうなど長野県ぽいもの中心に。かんぱちカマ注文してしまったけれど、岩魚にすればよかったと後悔。追加で野沢菜納豆と栄村のしいたけ。日本酒も色々種類があったのはとても良かった。地酒北光と水尾。あとは近い妙高の日本酒をチョイス。

お腹いっぱいになったので、おすすめのスナックを教えてもらい2軒目。たんぽぽという店。とても雰囲気の良いスナックでした。

門限が23時で遅くまで飲めなかったけれど、明日も120km程の距離を走って帰らなかればならなないため、深酒することなく返ってよかったのかも。

帰り

宿での朝食。昨夜もたくさん食べたはずだけど、朝もたくさん食べた。美味しい。

野沢温泉 河竹【公式サイト】
長野県野沢温泉にある宿、河竹。当館は外湯巡りをするには最適な場所に位置しています。自家製のコシヒカリや地酒など河竹ならではのお料理をご用意しております。旅の疲れを癒しに是非当館をご利用ください。皆様のご予約をお得なプランでお待ちしております。

お世話になったのは河竹さん。選んだ理由は安かったのと、屋根付きのスペースに自転車置けそうだったというたけだったけれど、色々と親切にしてれて助かりました。濡れた靴もボイラー室で乾かしてくれたおかげで、気持ちよく帰ることができました。他に客を見かけなかったので、もしかして貸し切り状態だったのかもしれない。

夜、松本へ飲みに行きたいので早めにチェックアウト。麻釜寄って、9時過ぎ野沢の街を下っていきます。

麻釜 麻釜 麻釜

が、初っ端から道間違えた。南側に下るはずが北へ。結果10km30分程のロス。サイコンの簡易ナビ見ながら走行していたけれど、とにかく道間違えてばかりでした。

2時間ほど走った須坂のコンビニで小休憩。更に2時間ほどで長野市大岡特産センター。ここでお昼休憩。手打ちそば大盛りで。この道の駅もサイクルラックがありました。19号は自転車で走ってもあまり楽しくないけど、自転車置き場がちゃんとあるのはいいと思います。

ここからは休憩無しで一気に松本まで。2日目の疲労で緩い上り坂で一気にスピード落ちながら、それでも15時半過ぎには車停めてた駐車場に到着しました。

スポーツクラブでシャワー浴びて、自転車屋に洗車依頼して帰宅。1日目が150km、2日目が130kmの走行距離。何とかなりました。

まとめ

野沢温泉はいわゆる温泉宿的なところは少ないし温泉街的な遊びには向かないかもしれないけれど、この季節、安い宿が多いし外湯など街の雰囲気は個人的にとても気に入りました。渋温泉も雰囲気あって良いけれど、野沢もまた良かった。

北信濃もロードバイクで走って気持ちいいところが多そうなので、また色々調べて走りに行こうと思います。信州には絶景ルートも多いので、坂さえなんとかなれば自転車楽しめそうです。

コメント