別府旅行~その2

湯けむり展望台旅行

耶馬溪

雨も上がりこの日は晴れの予報。紅葉見頃前の平日なのでさほど混雑もないだろうけど、午後からは別府で温泉巡りの予定。時間ギチギチの計画なので、人気スポットは早めに行っておきたい。

一目八景

朝一で向かったのは一目八景。早い時間帯は雲が多かったけれど、霧がかっていて少し幻想的。
一目八景

一目八景

一目八景

一旦裏耶馬溪へまわり再度戻ってきたときには岩を日が照らし、青空も広がっていてこれもまた綺麗。紅葉の見頃にはもうちょっとと言ったところだけど、思ったよりは色づいていたし、新日本三景のひとつでもある屈指の景勝地はさすがの眺めです。
一目八景

一目八景

一目八景

裏耶馬溪

一目八景から深耶馬溪トンネルを抜けて裏耶馬溪へ。伊福の景と立羽田の景をさくっと見る。伊福の景は紅葉にはまだまだだったかな。ネットでは、一目八景よりも裏耶馬溪の景観を評価する人も多くいて、特に立羽田の景は見応えあります。

伊福の景

立羽田の景

耶馬溪ダム

時間がなければ省こうとしていたけれど、順調に移動できていたのでダムにも立ち寄りました。近くにある渓石園へは行かなかったけれど、駐車場のすぐ上にある公園からは紅葉とダムが見られる。撮影スポットがどこなのか、良くわからなかったけれど…
耶馬溪ダム

耶馬溪ダム

羅漢寺

耶馬溪最後は羅漢寺。リフト乗り場手前にある禅海堂に立ち寄って見学していると、ぞろぞろと韓国の仏僧の団体がやって来た。コイツらの行動が後々最悪だったのだが、そのときは団体客と混じっての見学は避けたいなぁ、くらいの感情。

リフトで登って参拝。僧侶の団体と同じタイミングで登ったので、同じように進んでいくのは仕方がない。僧侶だし日本語のわかるガイドらしき人が案内してるから問題ないだろうと歩いていると、撮影禁止の境内でパシャパシャと撮影しまくる僧侶たち。

ガイドに撮影禁止である旨を伝えたが、「お坊さんたちの記念に撮ってるだけ」と取り合わない。「その記念撮影が禁止」なのだと言って何とか理解はしてくれたようだが、近くにいる僧侶には伝えても先を進んでいる僧侶や後から来る僧侶には一切伝えない。

更に進んでいくと、ガイドがオッサンに「ルールを守りなさい」と注意されてた。自分も「さっきダメだって言ったよね?」と二度目の注意。

本堂まで行っても大声で喋りながら撮影を繰り返す団体。ガイドに三度目の注意を強めに言った。が、ダメだコイツら。仏の俺も三度伝えてダメな僧侶に伝える言葉はありません。一般の外国人観光客だったらここまで不愉快にならなかったのだけど、相手は仏僧たち。仏僧が仏寺でルール守らないという滑稽な状況。

ただ何故撮影禁止なのかという理由がイマイチわからない。また、撮影禁止の表示は、日本人でも見落としそうな看板に達筆の日本語で書かれているという状態。これだけ外国人の多い観光地なのに、これじゃあダメだわ。

耶馬溪全体に言えたことだけど、観光案内の表示に英語併記されているものが少なかった印象。九州の外国人観光客の傾向を見ると、英語と韓国語表記は必要だろうと思う。リフトで下りたときには一般の韓国人らしき団体客が列を作っていたので、この羅漢寺も外国人観光客にとって魅力あるスポットであるのは間違いない。特に羅漢寺では、英語の案内表示さえ一度も発見できなかった。非常に残念な観光スポットと言える。

別府

不愉快な思いをした羅漢寺を去り、別府へ移動。

別府温泉保養ランド

明礬温泉の岡本屋でプリンを購入し、別府温泉保養ランドで泥湯。お湯そのものがドロドロなのかと思っていたけど、ちょっと違った。後の予定が詰まっているので短時間だったけれど、泥湯以外にも色々あったので入ってみた。

地獄めぐり

別府と言えば地獄めぐり、ということで一応。別府温泉保養ランドから海地獄を通り越して、スタートは龍巻地獄。チケットを購入したときに、もう少しで噴出すると教えてくれたので、そのまま入場して待ちます。ここで見られるのは間欠泉。しかし石で上部を塞がれていいるので迫力がない。間欠泉は上諏訪でも見られるし…

次は隣りにある血の池地獄。赤い温泉。

車でかまど地獄まで移動して、かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄。坂を上って鬼石坊主地獄と海地獄。淡々と見学していく。

全箇所見て回るのに2時間半ほどかかると書いてあるところが多かったので、全箇所は諦めるつもりだったけど、ぐるっと歩いて回るだけなら90分あれば足りるかな。売店でおみやげ買ったり、途中で食べ歩きしながらだと2時間~2時間半以上は確実に必要と思うけど、それぞれの地獄の移動もあまりかからないし一箇所あたりの時間もそんなに必要ない感じ。人によって楽しめる地獄とそうでない地獄が割れると思うので、楽しめるところに時間使って、他はサクッとがいいと思う。
地獄めぐり

地獄めぐり

地獄めぐり

地獄めぐり

地獄めぐり

地獄めぐり

地獄めぐり

鉄輪むし湯

地獄めぐりも予定の時間内で全箇所行けたので、後はのんびり鉄輪の街を歩いて温泉。まずは、鉄輪むし湯。

石菖という草の敷いてある蒸し風呂に8分。たった8分だけどスゴイ汗が出る。最大10分まで入れるので延長2分。むし湯を出たら浴室の温泉にもつかれます。

ひょうたん温泉

続いてひょうたん温泉。砂湯は別料金で砂を自分で掛けないといけないので一人だと厳しい、ということでやめておいたけれど、色んな温泉があって楽しい。日が沈む時間までのんびりと温泉。

湯けむり展望台

日没を待っていたのは夜景を見るため。週末はカラフルにライトアップされるようだけど、この日は平日。フェンスが高くて撮影しづらいのが難でした。

湯けむり展望台

別府の夜

竹瓦温泉

ホテルに併設してるとよ常も人気の店なので、そこでも良かったけれど、せっかくなので街へ繰り出します。

19時頃。まずホテルの比較的近くで勧めてくれたろばた仁に行くが満席。次に海鮮いづつへ行ったが、店の入り口に「関サバはありません!」て紙が貼ってありとりあえず却下。とよ常へ戻ろうと思ったけど飲む前にひとっ風呂。竹瓦温泉へ。

砂湯を体験してなかったので、竹瓦温泉では砂湯に入りました。

ろばた仁

20時過ぎ、竹瓦温泉を出て再びろばた仁へ行ったら席が空いていたので入店できた。店外のメニューには関サバ・関アジって書いてあったのに、店内には売り切れの文字。仕方がないので代わりにかぼすブリと他にとり天など。酒は大分の焼酎で。

店内はほぼ満席で賑やかでしたが、かぼすブリは割りとすぐに出てきました。刺身は出てきたけど刺身醤油の小皿がない。忙しそうに動き回る店員に声を掛けて皿をもらう。かぼすブリは美味しかったけど…

1杯目を飲み終えて2杯目の注文を店員に告げる。が、いくら待っても酒が出てこない。待ってる間に料理も食べ尽くしてしまったので会計をする。「醤油の皿はないし、酒注文しても出てこないし、さすがにちょっと…」と店員にチクリ。

入店から感じていたが、忙しいのか店員の気遣いが足らない店ではあった。隣りの席の客が、自分とその客の間に置いてあるメニュー表をずっと抱え込んでいたので、わざわざ離れた席からメニューを取ったのだけど、気が利く店だとこういうのもちゃんと手渡ししてくれる。時間が遅かったのもあるけど多くのものが品切れだった。後から来た客の刺身にも皿を忘れてる。正直失敗。

みなみ丸合歓

21時過ぎ、焼酎1杯しか飲んでないし次の店へ。2件目はみなみ丸合歓。竹瓦温泉行く前にちらっと覗いた感じは満席ぽかったけど、この時間カウンター席に客が見えなかったので入店。誰もいないかと思ったらハイテンションな女性がカウンターに一人。隣が空いてるから隣に来いと誘われる。正直面倒くさそうな雰囲気ではあったけれど、店員さんと知り合いのような感じだったので、誘われるがままに隣りの席へ。

サバがあるってことなので念願の関サバを注文。寡黙そうな板さんが無言で生簀から掬って捌いてくれる。お通しはボリュームあって満足感あり。酒はとっぱいをロックで。混雑のやまを越えて一息ついているようなゆるい雰囲気の店員たち。いい時間帯に入ったかもしれない。隣の女性に絡まれながら。

萩で甘い醤油を味わって以来、山口県・九州の甘い醤油が好きなのだけど、今回の旅行ではそこまで甘くない店ばかりで正直期待はずれ。しかし最後に訪れたこの店で来ました。こだわって熊本から取り寄せているという醤油。これこれ。この甘い醤油と関サバがとてもよく合う。

隣りの女性に電話がかかってくる。どうやら自分の店を抜け出して飲みに来ていたようだ。客から戻ってこいと言われたらしく店を出て行った。客は自分一人。ゆっくり関サバと焼酎を味わいながら。ママが隣りに座って色々喋ってくれた。

3件目はスナックへ飲みに行きたいと告げる。先程の女性の店を勧められた。若い店員さんに店まで案内してもらい、12月以降はカワハギが出て来るからおすすめと教えてくれた。肝が美味しいと。「カワハギ昨夜食べました。」「えっ。」…

食べログなんか見てると、この店も混雑してる時間帯だと雑な接客だったかもしれない。そのときの些細な接客で印象って大きく変わってしまうもの。今回ろばた仁はとても残念だったし、みなみ丸合歓は余裕があってよかった。でも人によってはこの感じを嫌う人も多そう。

BAR?

締めはスナック。マッサージベッドが置いてある謎な店。お酒は大分の焼酎と告げる。隣りの常連ぽい若い客はとっぱいを勧めるが、切らしているようで二階堂。結局いいちこ置いてる店には出会えず、聞いてみたら、この辺の人はいいちこ好きじゃないって。

隣りの客2人は高校・職場の先輩後輩のようです。ピザの出前を分けてもらいました。ママ含めて仲の良いトリオ。旅行客に興味があるのか色々質問されたり、先輩の身の上話で盛り上がったりしてました。個人的には少し落ち着いた店が好みだけれど、こういうのも悪くない。

時間も1時近くなってきたので店をでます。楽しい別府の夜になりました。

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